こんにちは。
家電量販店員として売り場歴10年を越えたみさきたくやです。
今回は、新生活に合わせて、冷蔵庫を購入される方が地味に困る、左開きの冷蔵庫選びについてご案内していきます。
この記事を読むことで
この2点が分かります。是非ご覧ください。
そもそも左開きとは?
左開きと右開きの違い
ヒンジの位置が左にあり、扉を右から左に開く方が左開き。
ヒンジの位置が右にあり、扉を左から右に開く方が右開き。
と、しっかり覚えておきましょう。
一般的には壁面や引き戸など、片方に冷蔵庫を寄せる際に開けやすいように方向を選ぶことが一般的です。
┃ 左に壁がある場合は左開き
右に壁がある場合は右開き ┃
を選ぶと良いでしょう。
ただし、居室からアクセスしやすい、料理中に使いやすいなどであれば敢えて選ぶこともアリだと思います。
何故わざわざ記事にしているのか
実は一人暮らしを想定した小型冷蔵庫はほとんどが右開きのラインナップになっています。
新生活セットをネットや家電量販店、ホームセンター等で購入して住み始めてから
「あっ、使いづらい…」
と感じてしまう方もいらっしゃるそうです。
毎日使うものだからこそ、スペックや価格も勿論ですが使い勝手のイメージも持って是非選んでみてほしいです。
左開きの冷蔵庫はどんなものがある?
100L以上200L未満のタイプで霜取り不要の冷蔵庫としては、
2メーカーより現在(2024.03.14)は発売されています。
SHARP
Haier
の上記2つです。
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
SHARP SJ-D15K、SJ-GD15K、SJ-D18K
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長らく200L以下の2ドアタイプでは、数少ない左開きも可能な冷蔵庫として発売されています。
出荷状態では右開きですが、つけかえどっちもドアとメーカーが謳っており、マイナスドライバー等あれば誰でも作業可能です。
良ければ下記ページをご覧ください。
https://jp.sharp/reizo/products/sjgd15k/spec/#tsukekae
利点として
中でも冷凍庫については、
300Lや400L以上の大型冷蔵庫に多く採用される引き出し式の為、アイスや氷などは
開ける
↓
取り出す
↓
閉める
の少ないアクションで出来るようになっています。
家族で使っていた冷蔵庫から違和感無く利用できて良いのではないでしょうか。
価格的には多くの店舗でHeiarより高価なことが多いでしょう。
SJ-GD15Kはプラズマクラスターの搭載とガラスドアが特徴で、基本性能は同等です。
インテリアにこだわりがあり、デザインが気に入った方や
プラズマクラスターに魅力を感じる方には非常におススメです。
また、SJ-D18Kは中に野菜ケースが入っていたり、冷蔵スペースの棚やドア裏スペースの棚が一段追加されています。
置き場所は限られていても、野菜もしっかりとりつつ、しっかり自炊を頑張っていきたい人に非常におススメです。
Haier JR-SY15AL
近年発売されたばかりの新型冷蔵庫です。
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利点として
といったことが挙げられます。
その代わり、
上記に注意が必要になっています。
冷凍庫については小分けしやすさの代償に、ちょっとしたものを出し入れする際にも
ドアを左に90度以上開く
↓
クリアボックスの引き出しを開ける
↓
目的の物を取る
↓
クリアボックスの引き出しを閉める
↓
ドアを閉める
と、地味に手間が必要です。
また引き出し式より、しっかりかがまないと取りづらいのも難点です。
ただ、価格的にお財布に優しいことや、収納力に優れている為、検討してみてもいかがでしょうか。
まとめ
総評としては
柔軟に対応でき、置き場の変更のしやすさや使い勝手に優れるSHARP
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スリムに設置でき、安価なHaierといったかたちになっています。
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いかがでしたでしょうか。
毎日のことだからこそ、後悔の無い選択が出来るようにしっかり比較検討ください。