家電関連

エアコンを安く買いたい!どこで買う?

こんにちは。

家電量販店で家電製品全般を販売している店員ブロガーのみさきたくやです。

 

夏がじわりじわりと近付いてきましたね。

エアコンが効きが悪くてそろそろ買い替えようか…
アパートに住んだけれど、寝室にエアコンが欲しい

 

様々な理由でエアコンを購入する方がいらっしゃると思います。

そうお悩みの方がエアコンを購入するのに、どこでどのように購入するのが良いのでしょうか。

多くの人に共通するであろうパターンをご提案して、そのメリットとデメリットを紹介していきますね。

 

あと、安く買う方法を先に一つ申し上げますね。

手頃な旧型モデルが選べるうちに出来るだけ早く買いましょう。

エアコンは新型と旧型で冷暖房の性能は1年落ちならそうそう変わりません。

円安で全体的に新製品の値上げも危惧される今、『今年から必要になる…。』という方は早期に動くのが非常におススメですよ!

 

では、ここからはエアコンの購入と取り付けの代表的な方法3つをご紹介しますね。

 

①量販店で購入、そのまま取り付けを依頼

多くの方が行っているであろう方法ですね。

家電量販店員が言うと説得力が無さそうですが、失敗の少なさと楽さを考えると一番おススメです。

メリット

手続きが非常に楽

購入手続きと合わせて、工事手配もしてくれます。

店頭で説明を聞いて、契約をすればあとは工事まで待つのみで楽ちんです。

接客の中で工事料金の概算が分かる

ぶっちゃけ当たる店員によります。

相当数エアコンを販売しているスタッフなら写真などを撮影していたり、元機種の提示をしたりと協力頂ければ、絶対に必要になる最低工事費用くらいは伝えてくれるでしょう。

初期不良が万が一起こった際にスムーズ

ここが一番でかいです。初期不良が起こった際や一年以内にトラブルが起きた際などは量販店の方が良いと思います。

トラブルの原因になりえるのは、

  • 施工の問題
  • 本体の問題

この2つに大きく分かれます。量販店で購入した場合、そのいずれも量販店が責任を負うことになります。両方とも量販店が手配したからですね。

どちらに問題があるにせよ、量販店が責任を持って両方とも対応してくれるのが安心だと思います。

デメリット

下記2つの方法に比べると高くなることが多い

エアコンの機種本体が最安価格であることは少ないです。

値段を最重視して選ぶならネット通販の方が家電量販店に置かれていない住設ルートの型番を扱っており、そちらが安い事もあります。

詳しくは2番目の項目で説明します。

工事業者を自分で選ぶことが出来ない(事が多い)

量販店によりますが、基本的には工事業者の指定はできません。

多くの家電量販店は、契約している工事専門の会社に依頼をかけますが、「以前施工してくれたスタッフが感じが良かったから来てほしい」という指名も基本は難しいです。

みさき
みさき
僕の働く量販店だと繁忙期で無い月は希望に添えることもあります。

量販店や店舗によって大きく違うので、どうしてもという方は店員さんに聞いてみてください。

②ネット等で本体購入、自身で業者に設置を手配

安く買いたい。という方でよく思いつく方が多いのがこちら。

工事は業者に自分で手配をしなければいけません。

大型商品のひとつであるエアコンをネットでの購入はいくつかデメリットもありますが、予算を抑えたい。という方はこちらの方法でされている印象です。

メリット

エアコン本体で安いものを選べる

ネット通販の方が家電量販店に置いていない、安く流れてきた住宅設備ルートの型番のエアコンがあったり、そもそもの定価が安いハイセンス等のメーカーを選ぶこともでき、選べる幅が大きいです。

住宅設備ルートのエアコンとは

家電量販店ルートでなく、住宅メーカー等に卸しているエアコンです。
家電量販店では基本的に扱いはありません。
型番等は異なりますが、壁掛けエアコンの場合は基本性能は家電量販店モデルと同等のことが多いです。

自分自身で指定の業者を選ぶことが出来る

誰が来るか分からない…と言ったことが少ない選び方が出来ますね。

知り合いに頼む、ネット上のくらしのマーケットなどで依頼するなど方法が色々ありますが、「この方!」とわかるのは安心ですね。

技術のある工事屋さんなら量販店で断られた工事を受けてくれるという事もありますので、特殊環境での設置が必要な方には更におススメですね。

デメリット

自分自身で選定する業者の難しさ

どんな工事業者を選んだらいいのかの判断が難しいです。地域によって登録されている業者さんが全く違う為、ここを選べば間違いない…というのがなかなかありません。

技術力の高い方もたくさんいらっしゃいますが、そうでない方や悪質業者も中にはいます。

最終的な判断は自分自身の責任で行うようになります。

  • 口コミ
  • 登録されている住所や会社
  • HPで開示されている料金表が分かりやすいか

といったことなどをあらかじめ見ておいたほうが良いでしょう。

個人的には製品のみ購入、業者を自身で手配の場合だと、業者さん探しを優先して行った方が失敗が少ないと思います。

初期不良時の対応が大変

家電量販店で購入の項目でも記載しましたが、初期不良は

  • 施工が問題になるケース
  • 商品に問題があるケース

大きく2種類に分かれます。

施工を自分が手配した業者、商品はショップから手配とのことで責任がそれぞれ分かれています。

その為、

  • 互いにたらいまわしにされてしまうというトラブルや、
  • 施工に関する問題なのに工事業者がなかなか再訪問してくれず別業者に依頼し料金がかかる、
  • 購入したばかりの初期不良で商品が悪かったが、繁忙期の為修理に時間がかかった

などトラブルが発生することもあります。

発生時には覚悟して臨みましょう‥。

 

家電量販店より安いとは限らない

標準工事や各種工事で、所要時間や部材の関係である程度相場があります。

標準工事であれば、地域性がありますが15000円前後が多いのではないでしょうか。

そのため、工事費って実は『ここなら滅茶苦茶安い』とはなりづらいんですよね‥。

工事内容や保証の内容、セールの特価などによってはトータルを考えた料金は変わらなくなることもありますので、しっかり工事費や保証費用も考えて検討してみてくださいね。

 

③ネットショップで購入、自分で取り付ける

最安になりえる方法です。

が、一番様々なリスクも高い為、出来る限り辞めたほうが良いと思います。

個人的には時間をしっかりかけられ、失敗時の費用負担もできるような方の為のある意味贅沢な方法です。

メリット

本体購入費用が安く済む

間違いなくこれですね。

費用面で見ると委託する工事費が無くなる為トータル費用が安く済む可能性があります。

工事する日程は自分で調整ができる

工事を依頼するとなると、どうしても工事業者の都合に合わせる必要があります。

自分自身で工事を行う場合はエアコン本体や必要部材の用意が済んでしまえば早急に工事することも希望の日に工事することも自由です。

デメリット

知識や工具の用意が必要

エアコン取付は冷蔵庫や洗濯機の設置に比べると電源、配管、外機の設置場所など注意すべき点が非常に多く自身で行う難易度が他の家電に比べ高いです。

また、工具も勿論各種必要になります。DIYが趣味で元々十分な工具がそろっている方や工事関係の仕事をしている方以外はその用意から必要でしょう。

レンタルもあるようですが、付ける台数によっては元はとれません。

施工不良があれば自己負担

上の2項目でも述べましたが、初期不良が万が一出た場合、

  • 施工に問題がある場合
  • 商品に問題がある場合

この2つが考えられます。施工の問題であれば、自分自身が工事したのでもちろん自己負担での修繕が必要です。

その場合には必要な施工にもよりますが、ガス補充や割高になる手直しなどで通常取り付けを行うよりも高額な工事費が請求されることが多くなるでしょう。

「標準工事費」に含まれる部材の購入で費用がかかる

工具を用意してエアコン本体だけ買えばいいのかというと他に部材が必要になります。

配管やドレンホース、ブロック等ですね。購入店舗によりますが7000円前後以上はかかるのではないでしょうか。

工事を自分でやるから、エアコンだけ買えば良い。というわけではありません。

工事に係る時間が節約できる費用に見合うのか

上記の各種デメリットがあるうえで、工事や下調べなどに多くの時間を割くことになると思います。

私たちの時間は有限ですが、DIYで取り付けをするための時間とそれによって得られる工事費用の節約が見合うかどうかを考えて行いましょう。

まとめ

  1. 簡単&購入時の安心を取るなら量販店で購入及び取り付け
  2. 値段のバランスを取りたい方や特殊工事の方は自身での工事業者手配
  3. おススメはしませんが、安いのはDIY

という形になりますね。

 

一番初めでも記載しましたが、

エアコンは早期に購入するのがおススメです。

いずれの方法で購入する場合でも、旧型エアコンから潤沢に選べる可能性が高いからです。

エアコンにおいて旧型と新型の場合、冷暖房の基本能力は大きく変わらないことが多いです。

夏本番が来る前にエアコンが欲しい人は早めに動いていきましょう!

 

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