こんにちは。
新米パパで新米ブロガーのみさきたくやです。
ムシムシしていますが、湿度のおかげで皿洗いの手荒れがかなり減って、日常の過ごしづらさを感じつつも、手が喜んでいる今日この頃です。
今回は少しずつ暑くなり、梅雨に入るのにかけてエアコンを購入しようかな?と考えている人に向けて選ぶ時のポイントについてを書きたいと思います。
私自身は家電量販店で8年ほど勤務しています。
戸建て一軒家分に対しての複数台のエアコンからアパートや賃貸マンションの一部屋分まで様々なおうちに対して、販売してきました。
その経験を踏まえておススメできるポイントや注意点を紹介していければと考えています。
こんな方におススメする為の記事となります。
少しでも参考になれば幸いです。
メーカーの違いや具体的なおススメ機種が知りたい方はこちらもご覧ください。
特に優先すべきポイント3つ
部屋に対しての出力
※出力とは型番の中にある22とか40の数字のことです。
お部屋の断熱性能に合わせてくださいね!が理想なんですが…。
分からない方や調べるのが難しい…って方は
カタログ等に記載の畳数に合わせたほうが失敗が少ないです。
6畳~7畳のエアコンであれば木造住宅で6畳相当、鉄筋造りで7畳相当を想定しています。
ここから色々書くんでポイントだけ抑えたい方はサクッと飛ばしてOKです。
どうしてエアコン大きいの勧められるの?って方には読んでほしいです!
出力が小さすぎる場合
適切に冷えない温まらない、フルパワー運転が続くため水漏れの原因になるケースもある…。とトラブルとなることも。
出力が大きすぎる場合
6畳に200Vの5.6Kw(木造14畳、鉄筋造畳相当)を付けるほどの極端で無ければエアコン本体が調整するので使えるのは使えます。(本体代が勿体ないのがデメリット)
畳数が単純に合っていないというよりはその部屋の断熱性能に対して不足していないかどうか、という観点になります。
8畳や10畳に6畳用は付けてはいけない、ということは無いけれど部屋の断熱性能や温度が高くなる要因が無いか(窓の数、窓の位置、その部屋がどちら向きか、家自体の断熱材は?)が大事ですね。
量販店が畳数を基準でお勧めするのも失敗が限りなく少ないものをおススメする為です。
熱計算ができる用意をすべてのお客様に義務付けたり、お客様がそのデータを持っていれば別かもしれませんが、現状そうなるのは難しいんです…。
最近の家であれば、基本適用畳数よりも広いお部屋で使えることが多いですが、新築の家でエアコンや施工に問題が無いのに効きが悪いケースもあるので、最終的にはおうちの環境次第になってきます。
暖房の重要度&省エネ性
- 冬季の暖房をエアコンで行う
- 年中エアコンをリビング等の広い部屋で使う
という場合は暖房と省エネ性を気にして選ぶのがおすすめです。
暖房について
エアコンは仕組み的に冷房に比べて暖房運転がどちらかというと苦手です。
「低温時暖房能力」の数値が大きいものや寒冷地仕様タイプであれば、氷点下を下回る気温でも安定した運転が出来ます。
省エネ性について
年中使う場合かつ出力の大きい4.0Kw以上のエアコンで利用頻度が多くなりそうな場合は省エネ性も気にした方が良いと思います。
年間電気代が使い方にもよりますが万単位変わるケースもありえます。
基本的に暖房性能が高い機種は省エネ性能も高い傾向にあります。
ただ、室外機はそれに伴って大きめです。
設置寸法
- 『室内機の奥行、幅、高さ』
- 『室外機の置き場所』
これは必ず見てほしいです!
元々の環境と合わなければ工事不可になることも多いです。
通常のサイズのエアコンは横幅79cm前後、高さ28cm前後が標準的。
カーテンレールの上や掃き出し窓までの幅が狭い場合だと高さ25cmのもので無いと無理だったり、幅が70cm前後のもので無いとできないケースも。
特に幅が小さい奴はかなり少ないです。大きい部屋用は顕著です…。おうちの設計によって、限られてしまうことも間々あります…。
その他
お掃除機能の有無
部屋や生活スタイルによって向き不向きがあります!
お掃除機能無しがおススメの方
定期的に業者を呼んでクリーニングする方
自分で月に2回以上掃除をするのが苦でない方
たばこを室内で吸う方(業者クリーニング前提)
お掃除機能有りがおススメの方
手入れが億劫でシーズンごとに一回しかしないよ!って方
天井が高かったり手入れしづらい場所に付ける方
入るのを嫌がられる部屋(子供部屋とか)
あれば手入れが皆無ってわけではないです…。
が、最近のエアコンにだいたいついている内部クリーンと併用すれば、お手入れ頻度が下がる感じです。
あと、お掃除機能無しに選択肢を絞ると機種が結構限られるのでそこは注意です。
Wifi機能の有無
無くても良いけれど、あるとちょっと便利です。
外から帰る前に付けて、帰ったら涼しくなってると快適ですよね。
主要な価格の違いとおススメの部屋
普及モデル
冷房、除湿、暖房の基本は抑えている。
気流制御はあまりできなかったり、ルーバーは左右は手動。
お掃除機能は無し。
メーカー独自機能も搭載が少ない。あるいは搭載が無い。
おススメできる方
- 定期的な手入れが苦でない方
- 6畳前後等の空調の効きが早い部屋
上位モデル
暖房性能や電気代は普及モデルと同じくらい。
ルーバーの動きや枚数で気流制御をして早く気温を均一にできる
お掃除機能が付くものが多い。
メーカー独自機能が搭載され、メーカーごとの差が大きくなる。
おススメできる方
- 手入れの頻度を少なくしたい方
- 10畳を超えるある程度大きめの部屋で購入価格を抑えたい方
最上位モデル
暖房性能や省エネ性が大きく向上する。
気流制御がより上手に。
メーカー独自機能でその機種のみにつく機能が搭載される。
おススメできる方
- リビング等の広い部屋に付ける方
- 1年中エアコンを中心に室温の管理をする方
終わりに
今回はここは抑えてほしい!という部分と知っておいてほしいなという部分についてまとめてみました。
エアコンは他に工事やメーカーごとの違いなど、色々知ってほしいことがあるので、追って記事にしていければと考えています。
記事にしました!2021.06.01更新
暑い夏に向けて後悔の無いエアコン選びをしていきましょう!