こんにちは。
新米パパで新米ブロガーのみさきたくやです。
息子がどんどん大きくなるのですが、抱くたびに自分の体が悲鳴をあげそうで恐怖してます。筋トレしよ…。
さて。
今回は、家電量販店員としてエアコンの販売をしており、各社様々なエアコンを勧めてきた経験をもとに
エアコンのメーカーについて
具体的なエアコンおススメ機種8選
についてご紹介していきます。
こんな方に是非読んでほしいです。
合わせて良かったらこちらもご覧ください。
選ぶ際の基準の一つになれば幸いです。
では、どうぞ。
エアコンメーカーについて
各メーカー特徴はありますが、大事なのはグレードです。
エントリーモデルだと差異が小さいメーカーも多いですしね。
あくまでこういう方向性…という感じです。
パナソニック
- 家庭用エアコンのシェアとしては最も高い。
- お掃除フィルタ搭載機種は、ごみを定期的に捨てなくても室外に出せる仕組みを搭載。
- 家電全般の最大手メーカーの為、サポートも安心。
ダイキン
- 空調専門メーカーで、業務用のシェアがトップ。
- 室外機の部品が独自のものを採用など基本性能が高い(室外機はちょっと大きい)。
- 除湿だけでなく加湿や、換気もできるエアコンを唯一ラインナップ。
- サポートに関しては年中無休でつながる窓口を用意しており手厚い。
- ヤマダ電機では色々あったらしく注文できないです。
三菱電機
- ダイキンに次いで業務用エアコンのシェアを誇っている。
- 家庭用製品は全グレード日本製、エントリークラスでも清潔性も手入れのしやすさも考えたラインナップ。
- ムーブアイで人を見分けて、それに合わせた空調を!という考え方。
富士通ゼネラル
- 空調専門メーカー、CM等が多く無い為、知名度が三社より低いが技術力がある(お掃除機能を初搭載)。
- ラインナップに幅や高さがコンパクトなモデルが多く、様々な環境でも設置できる(幅700㎜以下は現在は富士通ゼネラルくらい)。
日立
- 洗濯機や冷蔵庫などの白物家電に特化したメーカー。
- 凍結洗浄を採用し、掃除の困難な熱交換器への油やほこりが付着を抑えられる。
- ファンの自動掃除も謳う機種があるため、できる限りエアコンに手入れを任せたい方に。
シャープ
- プラズマクラスターを始めに出した目の付け所がシャープな会社。
- 某テレビ通販(ジャ〇ネット)を中心にお手頃価格で販売されてることが多い。
東芝
- お手頃価格で売り出しされることが多い。
- 機種自体は高さがコンパクトな機種多め。
コロナ
- 除湿機や石油ファンヒーター、窓用エアコンなど季節家電を広く手掛けるメーカー
- エントリーグレードが非常に安い、コストをなんとか抑えたい方に。
他に量販店で増えてきたものでアイリスオーヤマもありますが、機械自体は悪くなさそうですが出張修理のサービス拠点の数等に不安が残る為、積極的におススメはまだ出来ないですね。
価格については店舗やグレードにもよりますが、
ダイキン≧三菱≧パナソニック>富士通ゼネラル≧
日立>SHARP、東芝>コロナなど
となることが多いです。
信頼性的にも同じ順列だと思っています。
データとしてお出し出来るものは無いのですが、販売後の修理受付やその対応方法、お客様からの取り付け後の使用感などの体感として…という感じです。
次の項目からはおススメの機種について、記載していきます!
おススメ機種 8選!
機種について
注意点
シリーズ名とメーカーHP記載の型番を記載しています。
購入する量販店によってオリジナル仕様で特定の機能が追加されたり削除されたりで型番が少し違ったり、住設用の異なる型番で同等の機種があるため注意が必要ですね。
量販店での滅茶苦茶ややこしい型番の例
下位グレードなのに上位グレードっぽい名称
- MSZ-ZW4021S
- MSZ-ZY4021S
ZW4021Sは三菱電機のZシリーズという機種ですが、ZY4021Sは三菱電機の一つ下のXシリーズからのオリジナル機種でした。ややこしいわ!!!
どこの会社の機種かは秘密です!
絶対にググらないでね!絶対にね!!すぐに分かるよ!!!
分け方
- お掃除機能の有無
- 省エネタイプかどうか
によって4種類、2機種ずつ選びました!
お掃除機能の有無を分けた理由は使う人によって合う合わないが大きい為です。
- 定期的に業者を呼んでクリーニングする予定の方
- 自分でフィルタ掃除を月2回以上するのが苦にならない方
- 室内で煙草を吸う方→お掃除ロボットで取れない汚れが非常に多い為
- フィルタ掃除が面倒で年に2回くらいにしたい方
- 天井が高かったり手入れしづらい場所に付ける方
- 手入れの頻度的に多くしづらい方(思春期の子供の部屋、自身が高齢で手入れしづらい等)
ちなみに、
お掃除機能無しに絞ると選択肢はグッと少なくなります…。後述します。
省エネタイプかどうかを分けた理由については、おススメの部屋が大きく違うからです。
- シンプルタイプ:寝室などの6畳~10畳を想定
- 省エネタイプ:リビングなど12畳以上を想定
シンプルタイプで14畳以上用ももちろんありますが、つけておく時間が長いであろうリビングは電気代や暖房性能を考えると省エネタイプがおススメの為、分けました。
お掃除機能無しタイプ シンプルタイプ
ダイキン Eシリーズ
AN22YES-W(2.2kw~5.6kw)
各メーカーのエントリーグレードの中で機能面が非常に優れる製品です。エントリーグレードの中ではちょっと高いけれど、仕様考えれば納得だと思います。
- 空気清浄機にも搭載されるカビなどの対策のストリーマ搭載。
- 冷房も暖房もタフに運転 -15℃の環境も想定。
パナソニック Jシリーズ
CS-J221D(2.2kw~5.6Kw)
一番下のグレードでないので注意です。一個下のFシリーズはコーティングが省かれてナノイーも搭載しない値段のみ重視の方向けなのでおススメじゃないです。
- コーティングやナノイーXでカビ防止もしっかり。
- 部屋の中の空気を取り込みにおいを取る機能を21年式は搭載。
お掃除機能無し 省エネタイプ
富士通ゼネラル Vシリーズ
AS-V401L(2.2kw~7.1kw)
省エネタイプの機種の中では機能が省かれており、シンプルな機種が欲しい!という方向けですね。
- カビ対策機能はもちろん搭載(熱交換器加熱)。
- 省エネ性はシンプルグレードより若干良いくらい。
- 気流制御等や左右へのルーバー駆動は無いので広い部屋の場合にはサーキュレーター併用がおすすめ。
三菱電機 FLシリーズ
MSZ-FL4021S(2.2kw~7.1kw)
お掃除機能が無い機種の中では、センサーや気流制御も上位機種に近いものを搭載しています。
- エアコンとしては珍しく3色展開、デザイン性も重視した機種。
- フラップやルーバーも外せる為、送風路などの奥まで手を入れての掃除がしやすい。
お掃除機能付き シンプルグレード
三菱電機 Rシリーズ
MSZ-R2221-w(2.2kw~7.1kw)
非常によくまとまった性能だと思います。自分で極力手入れしたい方に非常におススメ。
- ムーブアイのセンサーで消し忘れ防止や体感温度を見てくれる。
- 寝ているときの冷やしすぎ防止も送風運転の切り替えで対応。
- お掃除ロボットが自分で外せて熱交換器まで手入れしやすい!
日立 Wシリーズ
RAS-W22K(2.2kw~5.6kw)
三菱とは逆に自分での手入れよりエアコンに任せたい!という方に良いです。
- 熱交換器を凍らせて洗浄する機能を搭載。凍らせてしっかりほこりを落とす。
- 手入れが難しいファンを自動で清掃する仕組みも搭載。
- 除湿が寒くならない再熱除湿方式も可能。熱くない日のジメジメ対策に。
お掃除機能付き 省エネタイプ
ダイキン Rシリーズ
AN40YRP-W(2.2kw~9.0kw)
うるるとさららの名前でも有名なエアコン。
加湿ホースの工事が必要な為、既存の穴で対応できなかったり、隠蔽配管には設置不可のケースも多いです。
- 加湿運転により、暖房をしても乾燥しづらい(湿度が上がる!というほどではない)。加湿器と比較してタンク等の手入れは無し。
- エアコンで従来できない窓を開けずの換気が可能。
- 気流制御により暖房は足元から、冷房は天井付近よりしっかり行い部屋全体を素早く均一にできる。
三菱電機 Zシリーズ
MSZ-ZW4021S(2.2Kw~9.0kw)
ムーブアイでの自動運転がウリ。
ダイキンと比較すると、家族の暑がり、寒がりが大きく異なる。という方にピッタリです。
- ムーブアイで細かい部屋の温度や人の体温を見て予測を立てながら、自動で温度調整。
- ムーブアイで体感温度を見てそれに合わせたエアコンの運転をしてくれる。2か所の吹き分けにも対応です。
- お掃除ロボットが自分で外せて熱交換器まで手入れしやすい。
以上がおススメ機種になります。
最後に
メーカーの違いと、おススメ機種について書いてきました。
おススメ機種のどれにも共通するのが、
室内機にコーティングやイオン発生によるカビ対策がしっかり行われていることがあります。
記載した機種以外に良い商品はもちろんたくさんありますが、一回取り付けすると交換も大変なので、あとあと後悔が無いように『安いから!』以外での選ぶきっかけの一つになれればよいなと思います。
家電量販店員として、一児のパパとしての観点から様々なブログを書いていっているのでよろしければまたご覧ください。
エアコンについて
夏物家電全般について
夏本番に向けて、気を付けて頑張りましょう!