雑記

とある郊外型家電量販店に10年間勤めて

こんにちは。

家電量販店での店員10年目を突破したブロガーのみさきたくやです。

 

以前に家電量販店に勤めて、という記事を書きましたが

それに関連する内容となります。

 

家電量販店全体というより、自分の選んだ会社について、勤めてみてどうなのか、を書いていくので参考にして頂ければ幸いです。

 

因みに僕の働く会社は

  • ゲーム類は一切取り扱い無し
  • 家電製品に重きを置き、リフォーム等扱いは基本無し(紹介のみ)
  • 地域ごとに子会社を置いて運営している

といった会社になります。

分かる方にはすぐわかるかもしれません。ぜひともご覧ください。

良かった事

労働時間が少ない

年間休日112日に義務の有給消化5日と休日数は他量販店と比較して遜色ないですが、残業が非常に少ないです。

コロナ渦に営業時間短縮もされたため、以前よりも更に少なくなったように感じます。

店舗や繁忙期等にもよりますが、

私の場合は月に10時間を超えた月は2022年4月~2023年9月には4度のみでいずれも12時間ほどになっています。

 

コンプライアンスに厳しく、サービス残業も無い為、仕事が終わるとササっと帰宅です。

最近子供が大きくなって、帰宅してからゆっくり触れ合う時間がとれているのが幸せだなぁと感じています。

有給申請については店舗によりまちまちです

繁忙期(7,12,3月)は取れないことが多いのですが、

店舗により人員がタイトなところだと多少通りづらいな‥と感じています。

病気やケガ等で取れない人は見たこと無いです。

他の競合店舗より転売屋等高ストレスの来客が少ない

ゲームや玩具類を取り扱いしていないため、客層が家電を購入する方にほとんど限られます。

来客数自体は寂しく感じることもありますが、昨今ポケモンカードやPS5争奪戦が起こったり、転売屋からの問い合わせに忙殺されるなどの高ストレス環境で働く頻度が少ないです。

家電特化な分、知識を集中できる

家電しか無い為、自分の勉強のリソースを家電知識と接客技術、その関連法規に集中できます。

いきなりリフォームになった、家具担当になったなど売る製品が全く違うようになったということは起きないです。

自分が培っていった家電の知識をベースにレベルアップを図っていけます。

悪かった事

転勤頻度が少なくない

出店タイミングにもよりますが、年に一、二回ほど数十名単位での異動が出ます。

最近は少なくなりましたが、スタッフによっては1年ごとに1回異動するスタッフも…。

私の場合は今の店舗と、前の店舗それぞれ6年ほどと長期で在籍という働き方ですが、十数人以上の社員を見送ってきました。

異動に伴い、子供の為に単身赴任を選択する社員も数多くいるため、金銭的な負担は大きそうに感じました。

給与の上がり方に不満

31歳現在で手取りとして22~23万円ほど。
※過去の昇格で、〇〇長の一歩手前まで昇格しています。

ボーナスは年による大きな変動は勤めた10年では無く、年に3か月分ほどは出ています。

が、年間の定期昇給が3000~5000円ほどで、正社員の中でグレードが一つ上がるときに昇格昇給数千円と、〇〇長といった役職につかないと大きな昇給は見込めません。

同世代の中で平均の年収を超えるには限られたポストの〇〇長といった役職を狙う必要があり、それに伴う転勤の多さなども受け入れる必要があるように感じています。

最後に

色々書いたけど、僕はここで働き続けます

細かい不満もあります。

有休消化が人員の都合で難しかったり、給与は正直もっと欲しいなと思う事も結構あります。

それでも、従業員に働きやすい環境を提供しようというスタンスと持ち、全体的な社風としてそれを良しとしているところが僕が続けている理由です。

家族の時間を大事にしたい。
趣味や自分の為の時間を仕事とメリハリ付けてしっかり持ちたい。

このような方にはぴったりな職場では無いでしょうか。

 

もちろん接客業だからこその大変な部分もありますが、接客や販売業に興味がある方には上記を踏まえたうえでおススメできる職場になります。

良かったら是非働くことをご検討ください!