こんにちは。
新米パパで新米ブロガーのみさきたくやです。
今回はCMで見る機会もあり、
「ニトリってエアコンも売ってるんだ!」
と思った人が多いであろうニトリのエアコンについて解説していきます。
ニトリのエアコンということで
「どこ製のエアコンなんだろう?」
「性能大丈夫なの?」
こういった疑問を少しでも解決できれば‥!と思いこの記事を作成しました。
2022.05.10 新製品への切り替わりの為、一部追記、修正しております。
2023.04.18 競合製品の型番変更等で一部追記、修正しております。
ちなみに記事を書いた私についてですが
- 家電量販店に社員として入社して現在11年目
- エアコン担当の一人として販売業務にあたり、様々な環境の一般家庭へのエアコンを提案
こんな人間が記事を書いています。
普段は店舗でエアコンの案内をしたり、エアコンについての基礎知識や各メーカーの違いを熟知する私がニトリのエアコンをご説明していきます。
エアコン関連はこちら
ニトリ家電はこちら
この記事でご説明するポイントは次の3つです。
- 製造メーカーについて
- 性能について
- ニトリのエアコン 買うのはアリか
良かったら是非見ていってください!
製造メーカーは? ハイセンス
ニトリのエアコンの仕様について参考にしたページを下記に貼っています。
取扱説明書から仕様が見れたり、リーフレットがページ下記から見れますよ。
https://www.nitori-net.jp/ec/feature/airconditioner/
ニトリの店頭にて残念ながら回答はもらえなかったのですが、仕様を確認したところ全く同じものとして予想が可能です。
※もし回答が正式にもらえたらまた追記していきます。
メーカー:ハイセンス
同等機種:HA-S22E
詳しくはメーカーHPを見てみてください。下記にリンクを貼っています。
https://www.hisense.co.jp/aircon/ha-s-series/?category=aircon&page=ha-s-series
OEM元の判断材料としては
- ニトリのエアコンの取扱説明書に記載の寸法、出力
- 機能面
- 室内機及び室外機の外観
この3つの情報から判断しています。
2021年モデルについては
同等機種:HA-S22D
として販売されていました。
メーカーHPはこちらから。
https://www.hisense.co.jp/aircon/ha-s22d-w/?category=aircon&page=ha-s22d-w
ハイセンスってどんなメーカー?
国:中国メーカー
世界の家電のトップシェアを誇るメーカーの一つ
どこかで聞いたことがある…という方もいるかもしれません。
東芝が色々あった際に東芝のTV部門を買収したメーカーですね。
家電量販店で最近は見かけることも非常に多いメーカーで予算を抑えつつ機能面は充実させたいという方におすすめできるメーカーになります。
本体について
性能について
ということは無いです。
日本向け商品については
- 日本向け用に工場の専用ラインが組まれている
- 日本大手メーカーのように機能面が充実(wifi、解凍洗浄)
- 省エネ性能も同価格帯の機種と比較すると遜色ない
低価格であることを加味するとかなりコスパが良い思います。
詳しくハイセンスエアコンについて書かれた家電専門サイトの記事はこちらです。
https://kaden.watch.impress.co.jp/topics/hisense1906/
実際の性能面でもスペック的には大きく劣りません。
冷房、暖房の出力はもちろんなんですが、価格の割に
- 「解凍洗浄」を搭載してフィルタ奥の熱交換器の汚れ対策も可能
※フィルタ掃除は必要 - ルーバーが上下だけでなく、左右振りも対応
日本メーカーのエアコン顔負けの機能も搭載してます。
氷解洗浄は日立のエアコンについている機能とほぼほぼ同じような機能ですね。コーティングした熱交換器に敢えて霜を付けて、一気に溶かしてほこりごと落とす。といったものです。
個人的にネックなところとしてはアフターサービスですね。
性能に不足はなさそうですが、万が一のサポートを考えるとサービスセンターの場所などの明記が無い為、修理の対応の早さには不安が残りますね。
TVの修理の受付の対応の早さでお叱りを頂いたことが経験上あるので、壊れた際に緊急性の高いエアコンの場合どうかな…というのは感じています。
ニトリモデルのオリジナル機能は?
Wifi機能が搭載
スマホをリモコン代わりにしたり、細かく予約をしたり、室温を確認して外部から電源あらかじめオンしたり…と無くてもいいけれどあればちょっと便利なんですよね。
工事費用込み7万円以下で搭載は非常に少ないです。
オリジナル機種の場合は上位グレードからの標準搭載の為、お得です。
リモコンが専用品
リモコンがメーカー標準の物と異なり、白基調で操作性も変わります。
元のリモコンが日本メーカーで言う日立っぽいものカラフルなボタンのものから変更に。
個人的には元モデルの方が分かりやすいですが、デザインはあまり被らない気がします。
アロマオイルを垂らす専用ケースが付属
ディフューザーが無くてもアロマを楽しめるように。
僕が一切しないので評価できませんが、嬉しい人には嬉しいかも?
ニトリモデルの新旧モデルの違いは? ※2023年現在旧型は終売
新型についていて、旧型に無い機能が
室内機だけでなく、室外機への氷解洗浄
です。
ハイセンスの新型にも搭載されており、それを引き継いだ形と思われます。
価格差によりますが、5,6年以上の長期間使うのなら新型がおススメです。
室外機のお手入れが楽になりますね。
ニトリのエアコン 買うのはアリか
製品自体はアリ、工事や保証が不安
Wifi機能にメリットを感じて、保証や施工のデメリットを許容できるならアリ
Wifi機能が要らないよ、という方は家電量販店等やほかのショップで同等機種を買う方がおススメです。
- 家電量販店が地域に全くないし、ジャパネットやネットなどの通販も怖い
- 全ての商品をニトリでそろえたい
- エアコンに外から入切などwifi機能が絶対に欲しい
- リモコンが気に入った
という人にはニトリエアコンを積極的に検討の余地があると思います。
このように考えた理由は
- 工事費含めれば激安ではない
- 手続き周りの不安
ということです。
参考にしたページを下記に貼っています。取扱説明書から仕様が見れたり、リーフレットがページ下記から見れます。良かったらご覧くださいね。
https://www.nitori-net.jp/ec/feature/airconditioner/
①工事費を加味すると激安ではない
工事費については、標準工事であれば本体と別料金となります。(2023年4月現在)
本州(東北6県を除く)、九州、四国、沖縄:15,950円
北海道、東北6県(青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島):19,800円
標準工事は一部の店で異なる場合もありますが
・既存のエアコン専用コンセントに接続できる
・配管4m カバー仕上げ別料金
・室外機用プラブロック2つ
・壁の穴あけ1か所
というものが一般的に含まれています。
工事費を加味すると65,850円から。(北海道、東北は69,700円)
実は、同等機種で安いものもあります。
参考:同等機種 エディオン 標準工事込み59,800円【2023.4.18時点】
エディオンへのリンクです。
同等機種でエディオン専用型番です。
WIFIはニトリモデルのみの為、搭載はありません。
https://www.edion.com/detail.html?p_cd=00070871913
楽天ポイント貯めたい方はこちらから。
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ニトリと同じ世代の新型の同等機種はヤマダ電機では2021年5月から発売されていました。
ニトリと比較するとリモコンがバックライト付きになります。
9万円という滅茶苦茶な金額ですが、下取りで標準工事込み長期保証込みで60,280円になります。(2022.5.11時点)
店頭でも同一条件になることが多い為、実質的な価格で言うとこちらの方が安そうですね。
2023年4月現在 販売終了の為、後継機種のデータ確認次第、追記いたします。
このように上記のような約7万円近くの予算を許すのなら、量販店で長期保証がついた類似製品や同等品を購入することが可能です。
そのうえ、機能にこだわらないのであれば、コロナや東芝、アイリスオーヤマなどが更に安い価格で購入が可能なこともありますね。
また、エアコンに必ず付き物の追加工事費ですが…
屋外へ配管カバーを付ける場合の料金も8,800円からと他社と比較すると高額な為、追加工事が割高の可能性もあります。
エアコンは本体だけでなく、各種工事費用も考えましょう。
②手続き周りの不安
- 購入時の手続きの不安
- エアコンを入れ替え設置でつける場合に注意が必要
この機種をニトリで検討する場合の不安の二つです。
購入時の手続の不安
エアコンの取り扱いが近年始まったばかりで、店員さんの習熟度の問題があります。
設置環境を伝えてもおおまかな工事費が教えてもらえなかったり大きく現地で変動する可能性があります。(家電量販店などでもありますが、更にリスクが高い)
エアコンを入れ替え設置でつける場合に注意が必要
新規でつける場合は追加工事費に気を付けるくらいですが、今ついている分と入れ替えて付けてもらう場合に
リサイクル券の準備が工事日までに自身で必要となります。
多くの家電量販店等だと、リサイクル券も準備してくれているケースが多いですが、あらかじめ郵便局などでメーカーに合わせて買っておく必要があります。
結構めんどくさいので注意です。
まとめ
- 性能自体はコスパが良い
- ニトリのエアコンはハイセンスのエアコンのOEM商品
- Wifi機能が必須でないならニトリモデルで無くてもOK
- OEM元が他の家電量販店等でも購入できるところもある
- 工事費を考えるとOEM元の製品の方がお得
という感じになっています。
私が友人に相談されたら、OEM元の機種の購入をすすめるか、他の機種も一度見てもらいますね。
長く使うものなのでしっかり考えて購入していきましょう!
少しでも参考になれば幸いです。
家電を中心に様々なことを発信予定なのでよろしければ是非また見に来てください!
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