家電関連

春から新生活!新生活家電購入の際の注意点とポイント!!

こんにちは。

自称新米ブロガーのみさきたくやです。

毎年1月~3月にかけて、進学、就職、転職など単身での新生活の為に家電一式を購入される方が非常に多いです。

最近はコロナウイルスなどの感染拡大の関係もあり、家電量販店やホームセンター、ニトリなど行かずにそのまま決める方も少なくないと思います。ただ、大型家電を購入するとなると様々な不安やトラブルも付き物…。

家電量販店に約10年勤務し、販売やクレーム対応などに関わってきた立場から、後悔の無い家電選びをお手伝い出来ればと思い今回の記事を書きました。

「予算を抑えて新生活家電をそろえたいが選び方が分からない」

「家電製品は全然分からないけれど、一人暮らしを家族がするため必要になった」

「買おうとしている製品で問題無いか基準を知りたい」

こんな方の悩みに役立てばと書きました。

選び方フォーカスして、わかりやすさに重きを置いて書きました。

予算を抑えた機種選定を想定して書いていますので、商品選びの際に是非!参考にしていただければ幸いです。
項目が多い為、必要な場所に下記から選んでご覧くださいね。

選び方の注意点 共通編

設置や搬入寸法は問題ないのか

置く場所の幅、奥行き、高さはできるだけ確認しましょう。

また、設置寸法に問題が無くても搬入経路の寸法が十分でない為、搬入してもらえなかったり、自分自身で部屋の中に入れられなかった…というケースもあります。

コロナ下の2022年現在は現地での内見が難しいケースもありますが、搬入する際の経路で一番狭い場所の寸法の確認や、部屋の曲がり角でひっかからないか外せないドアノブなどで邪魔にならないかを確認したほうが良いでしょう。

搬入の幅などはプロが行うなら、本体の幅や奥行の+10cmくらいあれば搬入に問題が少ないことが多いです。

また、エレベーター搬入や玄関を入った後で階段がある場合は特に注意した方がいいです。200L以上の冷蔵庫や50型以上のTVなど大きめの製品を購入されるような場合はあらかじめ現地を見たり、物件の業者等に確認しましょう。

設置の有無やどこまで配送かを確認しよう

大型製品の場合には玄関先に届けてもらって終わり ではありません。

冷蔵庫は使用場所まで運ぶ必要がありますし、TVや洗濯機は設置も必要です。

搬入については使用する場所に対して床や壁に傷をつけないように気を付けながら作業する必要があります。曲がり角があったり、玄関の後に階段があると非常に大変です。

設置作業については洗濯機は特にミスがあれば水漏れや騒音のリスクがあるため、設置サービスの利用がおすすめです。

みさき
みさき
TVはケーブルの長さなどの用意が大丈夫なら自分でもそんなに難しくないですよ

機種選定の際のポイントや注意点

一人暮らしや新生活を始める為に実家から出る際に必要となる大型家電や調理家電を中心にポイントをまとめました。実家などで持っているものがそのまま使えることの多いドライヤーやシェーバーなどといった小型家電は今回は省いています。

重要度的に高めの物から上に並べています。

冷蔵庫

安い『直冷式』は避けよう

2万円以下~2万円後半までに多い『直冷式』は避けましょう。
多くの家にある3ドア以上の冷蔵庫と違って冷凍庫に霜がつきます。霜取りは半日から一日近く電源を抜く必要もあるため、日常の冷蔵庫としては非常に使いづらいです。

ファン式』『自動霜取り式』と記載があるものを購入しましょう。

自炊を頑張るなら200~300L以上あると便利

単身者向けの100L~200L未満の冷蔵庫では、自炊を行う場合に作り置きしたものの保管や、安く買えるまとめ買い食材の保管についてはあまりできません。

200L以上の冷蔵庫だと

  • 冷凍室が大きくなる
  • ドア数や棚数が増え、整理が非常にしやすい
  • 野菜室や急速冷凍、自動製氷やチルド室の性能が上がる

といった利点があるんですよ。小さい冷蔵庫だと性能の差が正直少ないんです。

大きめの冷蔵庫になると、機能面、特徴、寸法など多彩なものから選べるのでおすすめですよ。

洗濯機

運転音に大きな差がある

価格帯が広い縦型洗濯機ですが、運転音、中でも脱水時の音に大きい差があります。

手頃な価格の機種だと50dbを超えるものがいくつかあります。
50dbを超えるような機種は静かな環境だとうるさく感じやすいです。

少しうるさめの機種なら回す時間を配慮したほうが良いかもしれません。

選ぶ際に、静かな夜や早朝に回すことが多いのであれば大手メーカー等に多い50db以下の製品や価格が単身向けより少し上がるインバーター洗濯機がおすすめです。

日常的な使い勝手をチェック

毎日する選択だからこそカタログスペックだけで比較しづらい使い勝手は重要です!

私が特に確認をおすすめするのが

  • 糸くずフィルタがプラスチック式になっている
  • 洗剤の投入口が上部についている

これがあるとかなり楽です。

みさき
みさき
洗剤の投入口についてはコストはかかるけれど、ジェルボールなどだとあまり気にしなくてよいかも

フィルタは昔主流だったネット方式はめんどくさいです。糸くずをとるのも面倒、破れやすいし…。

プラスチックのフィルタだと運転完了後にティッシュ等でなでたりするだけでスルッと取りやすいので出来るだけプラスチック式を選びましょう。

エアコン

暖房は地域によって効きづらい

エアコンは構造的に暖房を苦手としています。氷点下を下回る温度だと頻繁に霜取り運転が入ります。

機種ごとの性能の差として、夏場の冷房運転の場合は極端な差がでませんが、暖房運転の場合は差があります。

冬場に石油ファンヒーターやオイルヒーター等を使わずにエアコンのみで乗り切りたい!という方

  • 積雪が多い
  • 冬場に氷点下10℃を下回る

こういった地域に住むような場合は少し予算を上げたほうがよいかもしれません。

具体的には、

『6畳用で工事費込みで5,6万で買える最安機種』

よりは

6畳用で工事費込み12万前後の寒冷地向けエアコン』

を選ぶというのも一つの手だと思います。
寒冷地向けだとヒーターが室外機に搭載され霜取りが少なく済んだり、大きい電源をとることによりそもそもの暖房能力が非常に高いです。

みさき
みさき
逆に冷房が主だったり、そこまで寒い地域で無ければ手頃な物でもOK

エアコンの予算そんなには難しいよ…という方は電気ストーブ等や石油ファンヒーターで補うのが良いです。

電気代や灯油代は割高になるのでコストは覚悟しましょう…。

住む期間が短いならエアコン付き物件を

選び方ではありませんが…住む期間が短ければ付いてないから買おう!よりはよく使う部屋に付いている物件を選んだ方が費用的な面ではメリットが大きいです。

理由としては賃貸だと多くの場合、エアコンの取り付ける際の費用は勿論、退去時に取り外し費用なども掛かるため。

更にそのエアコンをまた引っ越し先で使おうとするともちろん再設置に料金がかかります。すぐ使わないからと保管をしたら冷媒の再補充が必要になって費用がかかったり、経過年数によってはそれもできなかったり断られることも。

年数が短めに決まっている転勤などなら、エアコン付きを条件に物件探ししたほうが費用面で見たときにメリットは大きいかもしれません。

レンジ

フラットテーブル式が便利

6000円前後からもレンジはありますが、その価格帯はターンテーブル式が主流です。大きい弁当やお惣菜の場合にはドアにひっかかって、温かい部分と冷たい部分のムラが起こりがちです。

フラットテーブル式の場合は構造的に弁当や大きいお皿も入れやすく、温めムラも起こりづらいです。

一人暮らしの場合はコンビニやスーパーなど弁当を食べる機会も多くなると思うので頻度が多い温めにストレスが少ないフラットテーブル式がおすすめですよ。

みさき
みさき
拭き上げがしやすいのもメリットです。 

オーブン機能はパンを焼くだけなら無くても

食パンを焼きたいからオーブンレンジじゃないといけないよね…?って思っている方はいませんか?

おすすめしたフラットテーブル式のレンジでオーブン付きの製品だと手頃な機種では実はトースト用には裏返しが必要な機種が多く使い勝手が良くないんです。

その為、朝はパン派だよっ!という方には

  1. 別にトースターを用意する
  2. フライパンやコンロのグリルで焼く
  3. ターンテーブル式のオーブンレンジを使う

こういった手段がありますよ。

トースターの用意がスペースが許すなら所要時間や手間的に一番おススメです。

②のフライパンやグリルだと焦げやすさや仕上がりは違いますが人によっては全然ありだと思います。

ターンテーブル式のオーブンレンジは構造的に裏返し要らずで焼けるものが多いので、

  • スペースが厳しすぎる
  • 朝の忙しい時間にフライパンとかで焼いてられない!

という人には検討の余地もありですね。

クリーナー

タテ型コードレスタイプが楽ちん

多くの場合、一人暮らしだとワンルームから1LDKといったコンパクトな部屋に住む方が多いです。

掃除の際の手間を考えると充電しておけばすぐに使えるタテ型のコードレスタイプを選ぶと掃除自体のハードルが低くなり気付いた際にすぐに掃除機をかけやすい環境が整う為良いでしょう。

カーペットなど床の材質によりヘッドのグレードを選ぼう

掃除機はモーターの性能による吸引力もですが、ヘッドの性能により実際のも大きく変わります。ヘッドには

  • ブラシが付かないもの
  • ブラシが吸引の際の吸う力により回るもの
  • ブラシをモーターで駆動させるもの

があります。

カーペットを敷く予定があれば、床面を選ばずしっかりかきとるモーター搭載のパワーヘッドタイプがおすすめです。

オーブントースター

トースト用途のみなら圧倒的な差は無い

違いはもちろんあるんですが、2000円から3000円前後のものはヒーター上下一本ずつ、あとはサイズ感の違いのものが多いです。

トーストのみならパンくずトレイさえついていればぶっちゃけ何でも大丈夫です。

PC 大学生向け

推奨PCと同等スペック以上で軽量のものを

大学や学部によって講義の内容などが変わり、推奨スペックが異なります。

推奨スペックを満たせない場合には、必ず必要なソフトが正常に動作しなかったり、zoomが満足に使えなかったり…と問題が起こることが多いので、あらかじめ用意の場合にはしっかり確認したり資料を比較しながら購入しましょう。

多くの大学で推奨スペックになっていることが多いのが

  • CPU:i5、ryzen5以上
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:SSD 256GB
  • 重量:0.9kg~1.5kg
  • 画面サイズ:12~14インチ

接客の際に今まで見せていただいた新大学生の方のカタログ等を見るとこれくらいが一番多いです。

持ち運びもする為、可能な限り軽いモデルの方が良いですね。
軽さと比例して価格は上がるので予算とバランスを見ましょう。

推奨パソコンと量販店やネットで購入の違い

推奨パソコンもメーカーの一部モデルを専用に付属品や仕様を少し変更しただけのものが多いです。そのため、根本的にどっちが必ず良い。というのはあまり無いんです。

多くの場合異なる部分として

  • 大学や生協によるサポートが受けられる
  • office付属無し(在学中のみ使用可)
  • 価格は量販店や専門店の方が幅広い

この3点が大きく異なっています。

大学推奨モデルは

  • 全くパソコンが分からない、大学にサポートして欲しい
  • officeなどはひとまず在学中使えればよい

という方に

 

量販店やネットで購入は

  • 仕様が多少違っても問題なく使えれば安く抑えたい
  • ゲームや動画編集など異なる用途でも使いたい

という方におススメです。

迷ったらコレ SurfacePro

他のジャンルの場合だとこれ買っとけば間違いない、ってあまり言えないんですがパソコンに関してはSurfaceProが非常におススメです。

多くの大学で推奨モデルとして設定されており、

  • 性能的に上記を満たすスペックが用意がある
  • 背面カメラ搭載でスライドや板書のメモが容易
  • ペン対応の為、そのままノートとして利用できる

という特徴もあるため、学生生活に使いやすいと思います。

みさき
みさき
 背面カメラを搭載するパソコンでタッチパネルやペン対応するパソコンって結構少ないんですよ~。 

ただ、液晶割れで相談などいただくことも少なくないので、
購入の場合にはメーカー正規の保証加入をした方が無難ですね。

保証の選ぶページはこちらから
https://www.microsoft.com/ja-jp/store/collections/microsoftcompleteforsurface?cat0=Devices

4年入る場合には、SurfaceProだと33,880円ですね。【2022/2/25 現在】

「どれを買えばいいか全く分からないよ…」という人には間違いないと思います。

3点セットはこちら

キーボードカバーのみのセットはこちら(ストレージは128GBです)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

マイクロソフト Surface Pro7+キーボード付き特別版 282-00004 プラチナ
価格:119680円(税込、送料別) (2022/2/25時点)

楽天で購入

 

 

 

炊飯器

予算が許すならIHジャー

書いている通りです。数千円で買えるマイコンジャーは底面のヒーターで熱を入れるのですが、IHジャーは磁力を元に内釜自体を発熱させる為、火力が強め!

基本的にご飯を美味しく炊くためには強い火力が必要なので、美味しいご飯を食べたい方は出来る限りIHジャーを選びましょう!

みさき
みさき
予算が許す方には圧力IHジャーやメーカー上位機種だとより美味しいごはんが楽しめますよ。

自炊を全くしない方は保留もアリ

炊飯器が無くても、というお客様もちょくちょくいらっしゃいます。土鍋などはもちろんレンジで最近は炊ける容器も出ていますね。

時間がある程度かかったり、予約が出来ないというデメリットがありますが、格安スーパーが近くにあって自炊のメリットがあまり感じられない方や、どうしても自炊が苦手意識がある方ならいったん様子見をしてもよいかもしれません。

TV

32型以下は機能面の差は少ない、画質は好みで選ぼう

TVは機能の違いが分かりづらい…という相談を頂くことが多いです。大手メーカー製であれば一部機種を除いて

  • TVを見る際の基本性能(地デジBSなどや番組表等)
  • 入力端子
  • 録画機能

は大きい差が有りません。TVが見られるだけでよいという方は予算とメーカーを見ながらバランスをとって選びましょう。

HDMI端子の搭載が2端子までの物が多い為、ゲームやネットデバイス等複数繋がれる方は注意が必要です。

最後に

生活に必需品だけど選ぶのが大変な各家電たち。

この記事を少しだけ参考に、満足できる生活の為の家電を選んでいただけたら幸いです。

家電関連を中心に様々な記事を書いているのでよろしければ他の記事もご覧下さい。